人が集団を構成すると、2:6:2のグループに分かれるという法則があります。
率先して積極的に行動する2割の人と、その人たちに引っ張られて動く6割の人と、行動しない2割の人に分かれる傾向があります。しかも、それらどのグループもそのグループの人だけでもう一度集団を作ると、またその中から2:6:2の割合に分かれる傾向がでると言われています。
中学までとは違い、高校は入学試験で選抜しますので、同じレベルの学力を持った生徒の集まりです。入学時は同じでありながら、卒業時には有名大学に進学する者もいれば、進路の希望すら叶わない者もでてきます。その圧倒的な差は、自分が2:6:2のどのグループに、そしてその集団の中の更に2:6:2のどこに入り込んでしまっているのかということです。
また、高校の学習は、中学と比べて質、量、そして進捗のスピードなど全てにおいて段違いです。ちょっと油断している隙に、いつのまにか授業が全く理解できないという状態に簡単に陥ります。まだ2:6:2のグループに分かれていない1年の1学期から上の2割のグループに入ってしまうことが重要ですが、そうでなくても、できるだけ早い段階で上の2割のグループに入らないと、学力の差は段々段々と開いていきます。
進路の選択肢を広く取れるということは、人生の選択肢の広がりと同じです。
気づいたときには、自分で人生の選択の幅を狭めて可能性を見失ってしまっていた。なんていうことのないように、頑張りましょう。
2:6:2の法則
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